蓄電池
エコフレンドリーな生活を目指す現代、ソーラーパネルと蓄電池が注目されています。これらはただの環境に優しいガジェットではなく、将来的には「お財布にも優しい」と謳われています。しかし、実際のところ、これらの技術は家計にとって救世主なのか、それとも高価なペットなのか?今回は、私の家庭を例に、その経済効果を分析してみます
ホームセンターでキャッチされる
今回、蓄電池導入を検討する理由は、近所にあるホームセンター【コーナン】を訪れた事でした、最近よくあるくじ引きにキャッチされたのです、我が家の奥様はそう言ったくじ引き等が大好きです、
私も『1000円~3000円でお得に蓄電池を導入されませんか?今は特別キャンペーン中です!』のセールストークに引っ掛かり、ソーラーを載せる時に蓄電池も検討していた私は、そんな金額では導入できないし通常の金額で蓄電池を導入しては、経済効果と採算が取れないことも知っていましたが、
『特別』という言葉と大手ホームセンターである『コーナン』ならあり得るかも、という期待がありました、そして予約し自宅で営業マンの話を聞けば一万円の商品券を頂けるというのです
ソーラーパネルの現状とその「お財布効果」
我が家の屋根には、4.42kWのソーラーパネルが鎮座しており、まるで太陽の光を浴びるためだけに存在しているかのようですきっと。。。4月には375kWhもの電力を生み出し、これを売電することで6,000円を稼ぎました。まだ我が家ではソーラーを2月頃載せたばかりです だから実際の発電量はわかりませんが、メーカーの発電計画表で年間で見ると、年間発電量は5268kwhの発電が行え16円で売電するので約842,88円の売電収入が見込める予定です。
因みにこの数値は少し低めに見積もっているらしいです、まあ4月分の発電量は予定を下回っていますが。。。信じるより他ありません
固定売電契約(FIT)の契約が終了する10年ではソーラー代の元も取れないのですが。。。
ソーラーは120万で載せています ローンは組んでいないので金利等はありません
単純に年売電金額予定が、84288円の10年ですから842880円ですこれを120万から差し引くと357120円の赤字です、
しかしそれからも売電は続きますし、すべて売電するわけではありません1kwh=30円で買電している分も日中電力を使用している時にはソーラーよりまかなえますまた10年過ぎた後も上記経済効果は続きます、それを考えれば収支はトントンかと考えています、
プラス要素として災害の停電時、日中電力が使えるというのは幼い子供を抱える我が家ではありがたいです、正直この部分が採算を計算した後のソーラー導入の効果だと思っています。リビングダイニングにあるコンセント一箇所ですが。。。。
蓄電池のコストと返済計画
自宅に来た営業マンの営業トークでは蓄電池は、9.8kwhの物で工事費込みで320万円 割引を100万円
残りの220万円を15年を金利1.75パーセントで借り入れると総返済額が約2500000円、月々約13,900円の返済が必要です。高い。。ネットで調べたら工事費込みで~200万なのに
これはソーラーの効果を差し引きしても月約14000円以上電気代が掛かってないと効果がないですよね
経済効果の評価
我が家で昨年2023年度は 年間4036kWhの電力を使用しており(ソーラー導入前)、これを全て電力会社から1kwh30円で買っていたら121,080円もの出費です(実際には再エネ賦課金等かかりますが)。これを15年で計算すると、約1,816,000円。
仮に子供の成長や生活スタイルの変化で電力の使用量が倍になったとした15年で約3600000円です
ここからソーラーの効果を全て売電した予定では10年で約842000+残り5年分の効果を低く見積もっても15年で100万程度の効果は出ると考えます
15年での単純試算は
360万(電気代)-100万(ソーラー効果)=260万-250万(蓄電池代)10万の赤字という結果になりました
経済効果はゼロに等しいかもしれません。つまり、蓄電池は高価な災害対策としての価値はあるかもしれませんが、家計の救世主とまではいかないかもしれません。
※実際は15年後以降も効果は続くでしょうしかし蓄電池である以上、蓄電量が下がっていくのは間違いない事実
結論
ソーラーパネルと蓄電池の導入は、長期的に見れば家計にも優しい可能性があります。しかし、その効果は家庭のライフスタイルや将来のエネルギー価格の変動に大きく依存するため、導入を検討する際には、これらの要素をしっかりと考慮することが重要ですね。そして、技術の進化を見極めながら、最適なタイミングでの導入 蓄電池への投資を心がけることが望ましいですね。今回の営業さんの提案が私とはご縁の無い内容であったことは間違いなさそうです
ただ私は蓄電池にも興味がありますし、高騰する電気代をどう下げていくのか?関心がありますのでまた機会があれば、その都度再考してみようと思います
追伸。。計算が後半適当になってきました、さらにこの計算の考えはあっているのか?と疑念にかられました。。。そして我が家はオール電化ではないので、効果そのものが限定的である事をお伝えします