風邪気味の2歳の息子への処方
最近鼻水と痰が絡む咳が続いたので、土曜日に小児科を受診しました。そこでいつもの薬プラス抗生物質の粉薬を処方されました。熱が出るような風邪を引いたことがほとんどない息子で、抗生物質を飲むのもいつ以来かといった事でした。なので特に気にもせずいつも通り薬を飲ませようと思っていました。
その夜の出来事
いつも鼻風邪で薬をもらった時はヨーグルトに入れて食べさせていて、嫌がりもせず食べきってくれています。今回ももらった粉薬を全部ヨーグルトに入れて、夫に食べさせてもらおうとしました。そして席を外して戻ってくると夫から「ヨーグルト混ぜた??」と言われました。なんでも、息子がすごい勢いで薬入りのヨーグルトを吐き出したそうで…。しかも唾までだして、口の中を全部出しきりたいといった感じだったらしいのです。なので表面にかけた薬を混ぜ忘れたのかと思い、やらかしたなーと思いました。ご機嫌直しにジュースをあげて、その後の二口目は夫がしっかり混ぜたヨーグルトを息子にあげましたが、口にいれてまたびえぇーーと吐き出しました。その後はもう完全に拒否です。なので今日の薬は諦めてまた明日の朝に仕切り直そうと思って、夫に任せて私はヨーグルトを混ぜ忘れたことを後悔しながらお風呂に入りました。
食べなかった正体は!!
お風呂に入ってすぐすごい勢いで夫が走ってきました。「ヨーグルト混ぜ忘れじゃない!!舐めてみたらめちゃくちゃ苦い!!!これは嫌がるの当然だ」と興奮してました。私もほんの少し、1ミリくらいのヨーグルトを舐めて見たら………悶絶です。めっっっちゃくちゃ苦いんです。これをスプーンいっぱい口に入れられた息子を考えると申し訳なくてたくさん謝りました。トラウマになってないといいなと不安になるレベルです。
そこで初めて、小さい子への抗生物質の飲ませ方を調べると、おくすり飲めたねのチョコ味で包み込んで食べさせると苦みを感じずに飲めるみたいです。翌日すぐに薬局に買いに行きました。味見も忘れずにしました。
全く苦くないので息子にもあげるとゼリーゼリーと言いながらしっかり完食してくれました。存在は知っていたおくすり飲めたねがこんなにも効果抜群だなんて驚きです。
抗生物質×ヨーグルトの相性は悪い
改めて調べると、なんと抗生物質をヨーグルトに混ぜると抗生物質のコーティングが剥がれて苦みが増すことがあるらしいのです。なので味見をしてやばかったのは、ヨーグルトと混ぜたことでとんでもない苦みとなっていたんです。無知とは怖いものです。
おくすり飲めたねの効果もイヤイヤ期には危うい
しかし今までのブログにもある通り我が家の2歳児、イヤイヤ期真っ盛りの息子は今日食べたものが明日には嫌になる事がたくさんあります。自我が順調に育ってくれているのです笑
なんと今朝のおくすり飲めたねは途中で飽きて受け付けなくなりました……ただでさえ一回分無駄にしてしまい、限られた貴重な薬を飲んでほしいのに、口に近づければ近づけるほど嫌がります。咳もひどくなってるし、薬は飲ませなきゃという気持ちで、どんどん焦っていき、その焦りが息子にも伝わるのか母子二人ともがイライラしてきて空気も最悪でした。最後には私が疲れて途中で諦めました。夜の薬はどうしようかと再び検索魔になると、バニラアイスやチョコアイスも抗生物質の苦みを抑えてくれるとのことでした。本物のチョコはまだ解禁していないのですが、薬を飲んでくれさえばいいかと思いチョコアイスを買いにコンビニにいったのですが、ハーゲンダッツしかなかったのでさすがに手が出ず、スーパーカップのバニラアイスを購入しました。
バニラの結果は
夕食のバニラアイスは大成功でした。ヨーグルトの二の舞いになってはいけないので味見しましたが完全にアイスの味でした。おくすり飲めたねは自分から進んで口にいれることはなかった息子ですが、アイスは全部自分で食べ切りました。薬といえども夕食にアイスは他のおかずを食べなくなる怖さもありますが、何よりストレスなく薬を飲ませれて、楽しい食卓になったので良かったです。