離乳食が進むにつれ、毎日の食事に関する悩みや挑戦は尽きません。特に離乳食後期、カミカミ期における食事の時間は、お母さんたちにとって大変な試練です。この記事では、9ヶ月の赤ちゃんの食事についての具体例を通して、共感や解決策をお届けします。
食べる時間問題
9ヶ月の赤ちゃんは3回食に移行していますが、上の子がいる家庭では毎食同じ時間に食事をあげるのが困難です。朝8時半、昼12時、夜18時といった大まかな時間に食事をあげていますが、朝と昼は特に食べることに抵抗を示すことが多く、機嫌が悪くなることが多いです。どうしても食べて欲しいと思い、何度か口に持っていくこともありますが、そうすると疲れてしまい、ストレスが溜まることも。一人目の子どもで学んだ教訓として、食べが悪くなり機嫌が崩れたらスパッとやめることにしています。こうすることで、親のストレスが格段に減り、より楽しい食事の時間を保つことができます。そして、食べ足りない時にはハイハインをあげると喜んで食べてくれます。夜はしっかり完食し、朝と昼は80グラム程度で、夜には200グラムほどを食べます。
好きなものと工夫
ベビーダノンは、特に忙しいママにとって大変助かるアイテムです。上の子の時は特別な時にだけ与えていましたが、今では1日1個与えることで栄養補給が簡単にできます。また、豆腐はレンジで温めるだけで手軽に準備できるため、きな粉をまぶして少量の水で食べやすくすることも多いです。余裕がある時には、手作りの離乳食をおかゆに混ぜることでバリエーションを増やす工夫も。コープの小さく刻んだ小松菜やトマトペースト、鮭を使って、栄養たっぷりの離乳食を作ることができます。
既製品の活用
疲れている日や時間がない時には、既製品の離乳食を活用することも大切です。まだ味に対する好みが確立していない赤ちゃんにとっては、どの離乳食も比較的好き嫌いが少ないです。和光堂やカインデストの離乳食を試してみることで、赤ちゃんの好みを探ることができます。また、瓶に入ったフルーツ系の離乳食やパウチのスムージーも便利です。無理をせず、自分と赤ちゃんに合ったスタイルで離乳食を進めることが重要です。
バウンサーでの食事
まだ腰がしっかり座っていない9ヶ月の赤ちゃんはバウンサーで食事をしていますが、これが悩みの種です。バウンサーの揺れや布の汚れやすさ、そして親の腰への負担が問題です。バウンサーを使用する場合は、食事中に揺れないように押さえる工夫が必要です。また、食事後のバウンサーの清掃も面倒です。
2人同時の食事の難しさ
2歳の上の子もまだ一人で食べることが難しく、2人同時に食事を与えるのが大変です。理想的には一緒に食べさせることで楽しい食事時間を過ごせますが、現実はどちらか一方にかかりっきりになることが多く、結果として一人ずつ食事をさせることになります。このため、母親自身の食事時間が取りづらくなります。家族の協力が不可欠で、特に夕食時には夫の協力が大きな助けとなります。上の子を先に食べさせ、次に下の子、その間に夫が帰宅して事前に作っておいた主人の食事の準備をして食べてもらい、片付けや子守りをしてもらうことで、その間に私はもご飯をかきこみます。ワンオペ育児は大変ですが、家族全員の協力で乗り越えることができます。
結論
離乳食後期のカミカミ期はお母さんたちにとって大変な時期ですが、無理をせず、工夫や既製品を利用することで乗り越えることができます。この記事が少しでも励みになれば幸いです。離乳食の時間は、お母さんと赤ちゃんにとって大切なひとときですので、ストレスを減らし、楽しい食事の時間を過ごしてくださ